経営者として、人として


「積み重ねないと見えない世界がある」。月曜の朝、一週間の始まりに気が重くなる人へ向けて、僕が繰り返し伝えているのがこの言葉です。スポーツでも仕事でも、同じことを何度も繰り返すことで、ある日突然「できた」「わかった」という瞬間が訪れる。すごいと言われる人たちは皆、その繰り返しを積み重ねてきた人たちだ、と。
もうひとつ、僕が大切にしている考え方が「自己効力感」――「自分はできる」「自分で何とかできる」と思う力です。多くの人が抱えている「人生、自分ではどうしようもない感」の逆にあるこの感覚は、パフォーマンスの高い状態で日々の仕事や家事、人との関わりに向き合うことで、小さな成果の積み重ねから育っていくといいます。
出会いについても、僕は「会う人すべてが師」という言葉を大切にしています。ある経営者との会食の場で聞いたこの言葉は、かつて七田式教育の七田眞氏からも聞いた言葉だったといい、誰と出会っても、そこから学ぶ姿勢を持ち続けることの大切さを語っています。