波動を整える生き方


「神様の恩寵は、すべての人に、すべての状況に、余すことなく降り注いでいる。けれど、それが発動する人としない人がいる」。僕僕が繰り返し語ってきたのは、この“発動条件”についてです。
奈良・春日大社の宮司を務めた故・葉室頼昭氏の著書『神道のこころ』にある一節――太陽の光そのものは温かくなく、それを温かく感じさせているのは光と触れ合う「空気」である、という喩えを引きながら、僕は「神の恩寵が形になって現れるために必要なのは感謝である」と説きます。
もうひとつ、日々の発信で繰り返し伝えているのが「マルチバース」という捉え方です。全員が一つの宇宙を共有する「ユニバース」ではなく、一人ひとりが固有の宇宙を生きているという考え方。「すべての出来事は自分の成長のために起こっている」と受け止めることで、「自分ではどうしようもないこと」への無力感が消え、行動する勇気が湧いてくるといいます。
その土台にあるのは、「どんな人も必ず護られ、存在を赦され、価値がある」というゆるぎない前提。過去に何をしてきたかにかかわらず、一人残らず愛され価値があるということを、日々のメッセージの端々で思い出させてくれます。